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2017年10月 8日 (日)

映画の秋:アウトレイジ

限りなく私信に近い活動報告、夏休みを挟んで再会です。でも不定期です。

 季節も良くなってきましたので、今日は映画でも、ということで、行ってきました。

『アウトレイジ 最終章 全員 暴走』

 タイトルからしてすごいですね。

 当倶楽部ご用達、というか、『NOVA』のレッガーの教科書としてマストなコンテンツとして、華々しいデビューを飾った作品です。最終章は3部作の集大成として、すべての物語にカタを付ける!? って感じです。

20171008_1

 さらに詳しい内容はオフィシャルとかをあたってもらうとして、私たちの目的は「いかに楽しく飲み食いするか」でもあるので、そのあたりから触れたいと思います。

 映画館というのは基本的に持ち込みは禁止なので、館内で売ってるものしか口にできません。今日のハコはトーホーシネマズ、何が売ってるかな・・・

 やっぱりポップコーンとか、チュロスとかそういう感じのものが主ですね。と思ったらあるある、からあげにポテト、ホットサンド、ビールもセットにはできませんがちゃんとあります。

 一応軽めにホットサンドとビールにしました。画像は・・・ありません!

 開始10分前ぐらいに来たのでバタバタしております。でも事前に席は取ってあるので、その分の余裕はあります。

Tohocinem

 部屋を前後に分ける通路に面した最前列、前の席を気にせず、かつスクリーンからもそれなりに遠い、いわばベストポジション。コーハイの人、いい仕事してくれてます。

 映画の後は、やはり、メシ。このハコはショッピングモールの中にあるので、店があります。ちょうど下の階に函館市場があったので、寄ることにしました。

20171008

 すしをつまみながら日本酒の2合ビン2本開けて小一時間、軽く飲みました。回ってないので落ち着きます。回るのも一人で食べるときは気にしないんですが、人といるときはちょっと気になりますので。

 ここは値段もそれほど高くないのでお勧めです。北海道の系列なので日本酒も北海道ものだけ、それも男山と丹頂鶴の2種だけですが、うまいよ。

 映画の話も「一応」ここでしときましょうか。

 実はこの3部作、1と2・3ではかなりテイストが違っています。例えると『マトリックス』と似てます。それもそのはず、1作目が当たったので、続編を前後編で、というところがそのままだからです。

 テーマ的には『仁義なき戦い』の直系の後継者という感想があがっていました。「上の者の下らない挙動で若い命が無為に失われていく」というテーマが見事に、それもかなりイヤ~な形で表現されていて良かったそうです。

 確かにシーンを見ていると「上の者の陰謀シーン」と「下の者の実行」の往復になっており、間がないという点で構成的にもこのことを裏付けています。

 そしてもう一つ、1作目に引き続き「仁義がない」挙動の徹底が素晴らしい。何かを信じたり守ったりはしない。その場の状況だけで行動を選ぶ。裏切るという概念すらありません。

 これがあの業界の病理であり、原理でもあります。そうしたものを持っていた主人公が最後に取った行動がそれを象徴しています(詳しくはスクリーンでぜひ確かめてください!)。

 それと、こういう映画ですが、ところどころにユーモアが垣間見えます(とってもブラックですが)。この辺りで“コメディアン”ビートたけしの顔が見えたりして楽しいです。

 昨日公開なので、ぜひ映画館で、どうぞ!

※正確には、以下のようなものです。
「戦いが始まる時、まず失われるものは若者の命である。そしてその死は、ついに報われたためしがない」(出典不明)

追伸
 こうした業界の理解には、書庫に収蔵したこのコンテンツが役に立つかもしれません。映画の前の予習にでも。

ref20131001レッガーな人々 法の外で生きるということ
kokutoarchives.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/20131001-a529.html

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