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2013年12月 2日 (月)

冒険の酒場第4回リプレイ報告~トーキョーN◎VA編シナリオ『サウンド オブ サイレンス』

 先日行われたイベント、冒険の酒場でのプレイレポート~トーキョーN◎VA The Axleration(以下TNX)編です。

※なお、このアクトは黒骰子団の分科会、トキオノバ会の活動の一環でもあります。

シナリオについて
 今回用意したシナリオはルールブック付属の『サウンド オブ サイレンス』です。
 例によって、概要ついては敢えて書き出しません。これ以降でネタバレが発生しますのでシナリオ一回しかやらない派の方はここまででお願いします。

レギュレーションについて
 このアクトは黒骰子団の分科会、トキオノバ会の活動の一環として行われました。そのため、レギュレーションについてもこれに準じております。

archives~TRPG論考集積所:アクトに参加するみなさんへ
http://kokutoarchives.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/cxnova011001-3b.html#more

プレアクト
 一応全員が『N◎VA』経験者、といっても一人は前々回の冒険の酒場で『N◎VA』を初めて遊んでもらった方なので、実質は初心者一人、ベテラン3人となります。といっても基本的な世界設定などは知っているので、ここでのレギュレーションを軽く説明してキャラメイクへ。

“護道者”剛羅・クーガー
◎フェイト カタナ ●チャクラ(不屈の探偵)
 もとオオサカMOONの探偵、今は開店休業中、同業者のヘルプをしながら、この街をブラブラしている。外見はサンプルのままなので結構イケメンのニイチャンのはずだが、大阪弁でまくし立てる口調のおかげで、ナニワの説教オヤジと化してしまった!!
 PLは今回『N◎VA』2回目のプレイ、TRPG歴が1年を超えた(はずの)Iさん。

“泣き虫”青葉・つむぎ
◎●トーキー マネキン ミストレス(遊撃記者)

笠置・カズマ
◎●カタナ カタナ カブト(現在の騎士)

“護民官”ディック・シュタイナー
◎イヌ ●カブト カブトワリ(正義の猟犬)

 この3人はベテランです。以上!!

 今回はクイックスタートを使ったのでハンドアウトを選んだ時点でデータ的な部分はほぼ決定です。データをプロファイルに書き写してもらい、ライフパスをドローで決定して個人設定を考えてもらいました。なお、レギュレーションの通りで、データについては後から自由に追加できることになっています。

シーンについて
 メインアクトのレポートをお送りする前に、トキオノバ会でのシーンの進め方について補足します。
 トキオノバ会が使用するシーンカードはちょっと変わっております。オフィシャルでメインになっているイラストは隅っこに追いやられおり、中心にあるのはシーンチャートの文言です。
 シーンプレイヤーと主な行動を決定後にシーンカードを引き、その意味するところを話し合います(その文言が中心になります)。あとは各人がその意味するところを考えながらロールプレイするというものです(なお、各シーンカードを解説したテキスト『メジャーアルカナレポート 2nd edition』は<書庫>で公開しています)。

『メジャーアルカナレポート 2nd edition』
http://kokutoarchives.cocolog-nifty.com/blog/mar02/index.html

メインアクト
 事件の真相にはたどり着いたものの、そこで時間切れとなりました。詳しい内容は、割愛して概略のみとします。シーンカードについてはいいシンクロ率だったと思います。

シーンカード/キーワード
ニューロ/完成:カタナ、約束の一年が過ぎる。少女の見守り、任期満了だ。

カリスマ/啓蒙:フェイト、説教でガキどもを追い返し、少女を助ける。

マネキン/:イヌ、捜査終了案件の再調査をお願いされる。

タタラ/知恵:トーキー、新進気鋭の投資家に事件への関与を直感する。

ミストレス/豊穣:フェイト、食堂にて、少女から調査の依頼を受ける。

バサラ/意志:トーキー、カーロスに投資家を調べてもらい、正体について想像をめぐらす。

マヤカシ/幻影:カタナ、少女と共に兄の死に関するを集めて回る。

カゲ/:イヌ、長谷部万力に一年前の事件の詳細を訊問して掘り起す。

クグツ/犠牲:カタナとフェイト、黒服の一団に囲まれ脅されるが撃退、被害を免れる。

イヌ/審判:ルーラーシーン、投資家に事件のもみ消し失敗が報告される。

カブトワリ/挫折:トーキーとイヌ、ドラッグの製造現場を押さえるが、炎上。

カゼ/勝利:トーキーとイヌ、ドラッグの売人を調べる。投資家とドラッグの関係がハッキリする。

フェイト/公正:全員合流、情報を総合し、真相に近づく。

エグゼク/運命:トーキー、絶望的から一転、監視カメラの映像に現存の可能性を発見する。

ハイランダー/希望:全員、監視カメラの映像と死んだ兄のメッセージを手に入れる。これで事件解決のが見えた。

 と、残念ながらここまでした。

RLより
 今回は非常に課題の多い結果となってしまいました。

 新システム対応後初のプレイにも関わらず、ベテランの多さを過信して、フォローを怠ってしまいました。このプレイスタイルはベテランだからといっても、訓練なしでの運用は難しいことがよく分かりました。

 神業の12個中使ったのはたった3個、切り札ルールに至っては0、事前にシナリオを、いやプレイしながらも見ているのにリソースを温存してしまっている。ベテランゆえに普段のプレイのクセから抜けられなかったようです。
 プレイ中にデータが自由に追加できるルールもほぼ使われていませんでした。シナリオを追いながら、キャラクターを作るというのは誰にでもできるものではないようです。やはりある程度は作りこんだうえでメインアクトを始めるしかないのでしょうか。

 実は初心者のキャラクターが一番印象に残っていて、ほかをほとんど覚えていません。キャラメイクの時にライフパスの設定化とかをしつこく追求しなかったためイメージがまとまっておらず、キャラが立っていないからです。

 また大きく変更した判定ルールについても、最初に詳しく説明しませんでした。クルードの判定は単純だからすぐに使えるだろうとタカをくくっていた。しかしスタイルが示す行動を理解していないとキャラクターの行動を具体的に表すなんて無理です。いかに普段達成値に頼っているかが思い知らされた次第です。

 そしてもう一つ、RLも例外ではありません。情報収集の判断に目標値を使っていました。詳しく書くと、目標値とカードの種類を対応させていました。しかし神業のおまけでしかない判定にそれほど細かい区分けが必要でしょうか。ただの成功でキーワードの情報が全部手に入っても構わなかったのです(それにそれを決めるのは本来プレイヤーですし)。

 そしてクイックスタートの思わぬ特徴。ここの判定方法だとスタイル1レベルに1スートだから、調査系が1レベルだと使えるスートは1つだけになる(ほとんどが1つ以下!)。さらに、新しいシステムはトランプが1組※になったため、1度出たカードが戻ってくるのはかなり先の話になります。

※2組使ってもいいと取れる記述を発見しました。(→tnx127●トランプの準備)次回からは2組使うことにします(どっちなんだよ~)。(→tnx124■当日必要なもの)

 これらのおかげで、リサーチフェイズの動きがニブイことニブイこと。対策として、上記のように判定一発で1キーワードをクリアできるようにする。また、いいカードがあれば多少こじつけでもいいから使えるようにする(ただそのためにはキャラクターの作りこみが必要ですが)。

 今回クイックスタートのデータを各自で書き込むというやり方をしましたが、これは失敗でした。全員で同じ項目を一斉に書き込んでもらい、その都度ゲームデータの説明をした方がいいです。そこに判定方法なども組み込んでいけば、しっかり説明できると思います。

 結局スタイルの説明をしっかりとし、キャラクターを作りこむ。これに尽きるのでしょう。新版対応になってプレアクトの作業が簡素化されたとしても、この辺りの手間は変わらないということでした(特にベテラン相手だとしても油断してはいけない!!)。

 最後に、今回参加していただいたプレイヤーの皆さんへの感謝で、このレポートを締めくくりたいと思います。次回はもっともうまくいくと思うのでまたよろしく!! 

追伸
 このレポートをアップした数日後、次回への対応をさらに詳しく考えていたところ、追加の問題点を見つけたので加筆しました。そして同時にある疑問も湧き上がってきたのです。

シナリオって終わらないといけないの?

 このプレイスタイルからすると、シナリオが終わることよりも、話が盛り上がって面白いキャラクターが出来ていく方が大事な気がする。もちろん話の最後までいければベストだけれど、そのために巻きを入れて余裕のないプレイをするのは意味が薄い気がする(シナリオ自体は事前に読んじゃうしね)。

 答えは次回のアクトで明らかにできたらと思います。

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