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2010年5月22日 (土)

トキオノバ会2010年5月

5月のトキオノバ会です。
先週の日曜日 5月16日予定通りですが、Tさんの都合が悪くなってしまったので、OさんとUさんの二人でお送りします。

また時間と体力の関係でお題は、

「リプレイに目を通して『N◎VA』の現状を考えてみる」の1つのみ。

現版『N◎VA』では最近リプレイが2本出ております。それぞれから各一本をネタにしました。
『ビューティフルデイ』の『FLASH! FLUSH!』=FF
『ヴァニティ・エンジェル』の『神殺し The Slayers of God』=SoG

●プレアクトのやり取りが省略されている:FF021、SoG025など
アクト前の準備や打ち合わせは、システム運用の参考としてはとても重要なところだが、そこがない。

●ブレイクスルーしない神業:FF095~、SoG083~
神業を前提にした戦いになっていて、神業がキャストの特権になっていない。何のための神業なんだ?

●神業の扱い:FF088、FF093、FF105、SoG075、SoG088など
シーン中に神業を扱っているが、神業には世界設定的な裏打ちがないので、キャストが神業についてしゃべるととても奇妙な会話になる。
一見感動的なやり取りであっても、よくよく考えるとキャストがこんなやり取りをするわけがないので違和感がある。

●会話のすみ分け:FF030、SoG065など
PLとキャストの区分けなしで会話が続きシーンが流れていく。PLとキャストの境目が曖昧でストーリー的な事実関係が把握しづらい。なぜシーン制のシステムでわざわざこの形を取ったのか疑問

●会話内容:FF032、FF048、FF068-069など
やり取りのほとんどが設定のみから作られた発言である。そもそもキャラクターの設定からしてシステムからは決定される要素がほとんどない。システムを運用してもこうしたプレイにはならない。
一方で逆に、使用されているルールやデータがシーン上で表現されていない場合も多い。よく使う特技や神業の打ち合いでは特にこの傾向が顕著。

総評:

読み物としては文句無くおもしろい。
システム運用の参考にはほぼ役に立たない。
面白さのほとんどの部分が参加者の個人的能力から来ているので、これを読んでもこのようなプレイができるようになる可能性は特に無い。むしろよい子の皆さんは真似しないでください状態だ。
システムはとっくに限界を迎えていて、小手先の変更で無理くり延命している感じ。エンターテイメントのコンテンツとしてはアリだと思うが、我々が欲しいものではない。そろそろ版上げでもして遊び方を整理した方が良さそう。

※リプレイについて
リプレイにはもともと実プレイの面白さを保証しない体質がある。 内容自体の“調整”もさることながら、仮に正味の記録だったとしても、難しい部分がある。会話の面白さは内容よりも雰囲気だからだ。逆にリプレイの方は文字に起こすことで雰囲気はなくなり内容だけが残る。実プレイとリプレイでは面白くなる要素が違う。

ほかのシステムのリプレイもこんな調子なのだろうか?

システム的な運用の参考としてのリプレイには、そもそも需要がないのか? 仮に需要があるとしても、商業出版するほどではないということか?

       *      *      *

次回の予定は未定です。

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