トキオノバ会2009年05月その4
トキオノバ会2009年5月その4
『トーキョーN◎VA The Detonation』ルールブック掲載シナリオ『託された言葉』リサーチフェイズ(後半)。
さてエクササイズもほぼ折り返し地点に入り、参加者のエンジンもかかって来た模様? しかしシーンはドーンと重いところから。
Meet John Doe
シーンカード:カブキ
レイチェルが冷たくなったロバートに対面するシーン。
シーンカードのカブキってなんだ? 「再出発」「ふりだしに戻る」「虎口に飛び込む」など、どっちにしてもジョルジュが道化役だということは間違いないみたい。
遺体をロバートと確認するレイチェル。手付金を返そうとするジョルジュ、しかしレイチェルは受け取らず改めてジョルジュに父の死の真相を解明してくれるよう依頼するのだった。
人探しから犯人探しへに切り替わって、展開は振り出しに戻った。
ロバートについて
シーンカード:エグゼク
初動捜査として情報収集することにしました。まずはジョルジュがロバートを調べることに。
娼館の主人に情報を聞き行ったジョルジュ、雰囲気に呑まれるレイチェル。ロバートが千早の軌道派で何か大きなプロジェクトに関わって機密に触れたために消されたらしい。
舞台裏ではシンが千早課長に天津機関について尋ねていた。トラの尻尾を踏んだ。シン。運命は急展開だ。
Behind The Darkness Hand
シーンカード:マネキン
天津征司との社会戦。そもそも防ぐ気がないシンのPL。
カード解釈に困る3人。社会戦シーンでこのカードの意味するところは? 「二者択一」→「選べない二者択一」。
情報をもらって千早課長に礼を言うシン。そのとき千早課長のコンソールにメッセージが入る。
「レイチェルにロバートの殺人容疑で逮捕状が出ている」
「シンにも殺人幇助で逮捕状もとい出頭命令が出ている」
「すぐレイチェルを引き渡して誤解をとかないと本当に指名手配になる」
「行きません」即決で断るシン。「自分は休暇中なんで好きにやらせてもらいます」。理屈はともかく、漢らしい…
Retore To Memory
シーンカード:タタラ
動きが取れない一行。真相にたどり着く決め手がない。ルーラーは力技を使うことにしました。
取り敢えずゴールドマン家にうかがうことにした一行、一家が住んでいるマンションに入ろうとする。その前にポストからリアルレターを受け取るレイチェル。その直後マンションの住人が息せき切って飛び出してくる。押し戻される一行。レイチェルが目を見開く。自分の部屋が燃えていたのだ。
ジョルジュのつてでアサクサ・ウェットシティの某アリスの店に潜り込んだ一行。隠蔽を主とする天津機関がまだ動いているということは、何か重要な情報をロバートがどこかに隠していて、それはまだ見つかっていない。あるとすればレイチェルのところに違いない…しかし一体どこに…
彼らはふと彼女が持っているものに目を止めた。ニューロエイジでは紙の手紙(リアルレター)を送る習慣はとうに廃れている。しかし「紙のギフト」という感覚で高級な顧客サービスとしては残っている。その手紙は電脳クリニックからのフォローメッセージだった。その中の請求明細の項目にサイコアプリケーションがあった。インストールした覚えがない。
レイチェルにアプリケーションの起動を求めるジョルジュ。同意するレイチェル。サイコアプリケーションはニーモニック、脳をトロンのメモリできるソフトだ。非常に大容量の圧縮ファイルと「リッスン ミー ファースト」とある小さな音声ファイルが収められていた。
小さなファイルを再生すると男の声、ロバートだ。圧縮ファイルはアマテラスのアーキテクャーデータ。単純な設計図ではなく、運用方法のガイドが付いたものだ。レイチェルに託すためにコンソールを操作するロバートの姿が目に浮ぶ。
「これをしかるべき機関に持ち込んで欲しい。」
「安全の確信が持てるまではここにバックアップとして置いておくように。」
最後にレイチェルへのメッセージ。「愛してるよ・・・」
店を出る一行。
かなり強引な展開をしたのでシーンを切り替えている余裕なし。RLはシーンの描写を入れ忘れ。ジョルジュのPLは<トゥルース>を使いそびれてしまった。
真相への設定が少なすぎる。そもそもどうやって頭に入れたかすら決まってないから今回の処理もほぼアドリブ。ここはオフィシャルからのフォロー欲しいところ。
何とか真相にたどり着いた一行ですが、インターバルは改良案で大モメです。
満身創痍でリサーチ(後半)終了。その5に続く。
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