東京ノバ会2007年12月分
一月とびの東京ノバ会12月です。今日はUさん休みなのでTさんとOさんだけだったり、差し迫った案件もないのでショートバージョンでお送りします。だから集合も昼から、Oさん団長たちとカキ雑炊を食べ終わったころにTさん到着です。
今日は映像資料として『リベリオン』を見ました。謎のガンアクション「ガンカタ」ってなに? 「マトリクスを超えた」って本当? など前々から気になる作品だったのに、誰も見たことがなかったのでここで登場です。
感想は、まず設定。発想は面白いからネタにはなるけど、ちょっとネチッコさが足りない。もっとソフィスケートされたものだと思います。感情の完全否定ではなくて激しい感情を排した穏やかなものにしましょうとか言っちゃって実体は無気力人間大増産とかでしょ。古典絵画やクラシックといったファインアートは残して、ロックやアニメやゲームとかみたいな感情を暴走させる(と見なした)ものを取り締まるとか(この設定で執務室に地球を支えるアトラス像があるのは変だろ?)。2003年製にしてはちょっとヒネリが足りない感じ。
美術は予算がないせいか銃や兵隊のコスチュームに既製品を使いまくりなのは残念。だけど都市の全景とか建物の内装は未来っぽくってOK。注射器とかの小道具はモダンな感じでマル。ガンカタのアクションは<ガンフー>の参考になるところがチョコチョコあります(本当に強いかとかは関係なしで)。
ストーリーとか役者については一切言わない。でも一言言わせて、ヒロインが美人じゃないのはかなりつらい。というかこの映画、ほとんど女の人出てこないし。それとボス貫禄なさ過ぎ。あ、子役の男の子の”怪演”は評価できるよ。
総合評価は「もうちょっと設定練りま賞」&「予算があったら良かったのにね賞」のダブル受賞です。ガンカタのアクションは業界の方々にかなり影響を与えたということで評価には値するのですが、公開1ヶ月で打ち切りは妥当な処理だと思います。
次回は1月13日の予定です。団長が太陽神で『N◎VA』のルーラーをやってくれるそうなので出かけてみます。久々の他流試合にTさんたちは大喜びです。
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